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読書週間 学割やります!


19日から公開となったTAC出版『日本国憲法』刊行記念イベント  1982-2020憲法を知る - 編集とアート デジタルアーカイブ版 ですが、 改めて紹介をすると、このイベントは、TAC出版から昨年発売された『日本国憲法』をきっかけに企画した物です。 イベントのメインは、この本の著者 松本弦人氏のトークとなります。 この本の一番の特徴は、日本国憲法の条文に合わせ、戦後の日本の芸術の中から、マスターピースとなる69点が 選出され、作品と条文が一対一で組み合わされているという物。 例えば、一条は天皇についての条文となりますが、ここには昭和天皇のポートレートの作品が組み合わせれています。

実はこれは蝋人形を撮影した物で、杉本博司氏の作品になります。

これは、わかりやすい例ですが、中には、なぜこの条文にこの作品??というものもあります。

松本弦人氏は約500くらいの作品の候補をだし、それについて、様々な評価を入れパラメーターを作り、 選んでいったのだとか。 そのパラメーターとはどのようにしていったのか。

トークの中では、そのような編集的な話しから、選んだ作品についての解説、またそれがどのように条文に絡み合っていくのか、また候補に上がったが使用には至らなかった作品についてなどかなり面白い内容となっています。



また、サブトークと言いつつこちらもメインにしたい充実した内容となっているのが、編集者 島本脩二氏のトークです。島本脩二氏は、この本を作るにあたって外せない人物なのです!! この本のベースは、島本脩二氏が編集をし現在までに113万部も販売している小学館『日本国憲法』。こちらをブラッシュアップした内容になっているのです。なぜミリオンセラーの本が生まれたのか、その制作秘話などを振り返ります。


その他、イベントでは、令和版『日本国憲法』の特徴である、アートと組み合わせること をさらにHasu no hanaなりに膨らませ、福留麻里の憲法をテーマにしたダンス、VOQ+松本力のライブ、1982年に太陽賞を受賞した藤野淳氏の写真作品「私観にっぽん国憲法 抜萃」の展覧会を取り入れた内容となっています。


アート ー 生活 ー 憲法


これらは一直線上にあり、憲法は生活に密接に関わっており、アートもまた突拍子もないものではなくて、生活の中から生まれていわけです。 憲法というと改憲、誤憲、9条、右?左?とちょっと近寄り堅いイメージかもしれませんが、9条以外にも大切な条文はたくさんありますし、またイベントトークの中では、コロナ禍生活に関わる条文などもとりあげています。(松本弦人氏の 作品解説あり) 安倍政権から菅政権へと変わりましたが、菅政権も改憲を目指しているので、近い未来に、改憲のための国民投票が 行われるかもしれません。 議論するにも、まずは憲法をきちんと読んでから。 知らない物を議論することは難しいですよね。 この本は、文字の大きさなども読みやすいところはありますが、やっぱりアートのイメージがあり、そこに 松本弦人氏が仕掛けたたくさんの罠があるからこそ、”本”としての面白さが詰まっています。 読書週間ということを知り、若い人にもおすすめしたい本なので、学割価格を作りました。 読書週間の11/9までとなりますが、通常本(1,700円+税)+イベントデジタルアーカイブ版 セットで税込み3,000円と

しておりますが、学割価格は、なんと、税込み2370円にしました。デジタルアーカイブ版の視聴チケット実質500円!

絶対にお得なので、ぜひこの機会にお求めくださいませーー。 デジタルアーカイブ版は、ネット環境さえあればいつでも視聴が可能です。 今、購入しておいて、正月の時間ができた時などにじっくり見るのもおすすめです。本は先に手元に届きますよ。


トークのトピックスなど詳細、一般&学割もお申し込みはこちらからご確認ください!

→ https://www.hasunohana.net/kenpouartarchive





 

予告編 4分をぜひご覧ください。イメージが掴めると思います!







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