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三橋昭 幻視展「麒麟模様の馬を見た」

二足歩行でジョギングをするヤギ、大きな葉っぱの耳をした雌ライオン、麒麟模様の馬。

 

70歳をすぎて描き始めたという三橋昭さんの絵は、チャーミングでちょっと不思議で、絵本のページをめくるようなワクワク感があります。

特段絵が上手くなりたい!とか、テーマやコンセプトがあるわけではなく、いわゆる作家のスタンスではないものの、すでに400枚近くの絵を描いているといいます。

 

実はこれらのイラストは、三橋さんがほぼ毎朝見るという「幻視」なのです。

 

認知症の一つ”レビー小体型認知症”と診断された三橋昭さんは、いつか自分が壊れてしまうかもしれない、という不安から「幻視」の記録をつけ始めた、といいます。個人的であり、ごく一部の人にしか見せてこなかった幻視日記ですが、それだけに留めておくのは勿体ない…と周りの勧めもあり、書籍化に挑戦しました。

 

「麒麟模様の馬を見た」は本のタイトルからつけており、本展は出版を記念して開催いたします。本には収録しきれなかったイラスト原画や、映像の形など工夫を凝らしユニークなんとも言えない魅力の幻視の世界をたっぷりお届けいたします。

三橋昭 幻視展「麒麟模様の馬を見た」

会期:2020年8月24日(月)〜29日(土)

好評につき、9月2日(水)まで会期延長

時間:8月24日(月)12時〜18時

   8月25日(火)12時〜18時

   8月26日(水)15時〜21時

   8月28日(金)15時〜21時

   8月29日(土)12時〜18時

入場料:無料

会場:EJIMA-SOU 2F 品川区戸越5-8-19 

コロナ感染拡大防止対策として、一度にご入場できる人数を制限しております。こちらのご参照の上、○の日時でご来場いただきすと、お待ちいただくことがないかと思います。 
   

​三橋昭 みつはしあきら 

1949年東京都世田谷区生まれ。

東京都立大学附属高等学校卒業後、すぐに映画の助監督をする。

その後会社員、自営業を経て、指定管理者制度のもと区立図書館の館長を務め現在に至る。

2019年、レビー小体型認知症と診断され、幻視が見える日々が続く。

今のところ、認知機能の低下はほぼなく、普通に日常生活を送っています。

pick up1

​書店より早い、書籍先行発売あり!
​その他ポストカード、マルシェバッグなどオリジナルグッズの販売いたします!

pick up2

会場内併設喫茶あり。
(3席程度です。)
たまちゃんクッキー&
​各種ドリンクあり!

 

pick up3

ひよこ豆のコロッケ。中東のベジフード・ファラフェルサンド専門店
江島食堂あり。

26日(水)番外編 自家製醬の肉なし麻婆豆腐定食やります。      18時〜21時
28日(金)18時〜21時
29日(土)11時〜15時​

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