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11/8 初日のみ入場料物納制実施します!!

最近の日本を見ていて、 お金至上主義になりすぎていて、 それが様々な政治や社会腐敗、犯罪、自殺、など引き起こす 原因になっていると、資本主義から脱却していきたい、と思うようになってきました。

仕事、得意とすること、できることなどそこに優劣なく、自分ができることと、他の人ができることの対価を交換する、 昔の物々交換的な形で、暮らしていけたら、少し霊長類のひとつのヒトに戻れるのかな...などと思ってみたり。

そんな最近のうっすらとした考えをひとつ形にしてみようと。


そこで、次回 Hasu no hana企画展である 溝上幾久子銅版画展 「おおかみたちのえのものがり」 の初日 11月8日(金曜日)に限り、入場料の代わりに、生きていくに必要なものということで、”野菜” or "果物”での入場を可能にいたします。

ご入場の際には、500円か、野菜 or 果物 をご申告ください!

家庭菜園でたくさん取れた、実家からたくさん送ってきて野菜などなど。

秋のおいしい恵、お待ちしております!!


溝上幾久子 銅版画展「おおかみたちのえものがたり」 ものがたり:多和田葉子 え:溝上幾久子

日程:2019年11月8日(金)〜 20日(水) 時間:月・火・土・日 11時〜18時 水・金 15時〜21時 休み:木曜日 入場料:500円 場所:品川区戸越5-8-19 ✴︎東急大井町線「戸越公園」駅より徒歩3分。 ✴︎都営浅草線「戸越」駅より徒歩10分。

「戯画としての小さな石」  多和田葉子さんに書き下ろしていただいたものがたりからイメージする絵を制作しているうちに、わたしはふと、これは「風刺画」なのかもしれないという意識を持つようになりました。芸術的な絵画作品というものではなく、社会のながれのなかで、理不尽なシステムや一方的な方向へ流れようとする力に抗う、石つぶてのごとく描かれる無骨な戯画です。  過去をひもとけば、歴史の曲がり角には、大きな不穏な流れに対して石を投げつづけた、権威とは無縁の、名も無き表現者たちが必ずいます。その石はとても小さなものですが、いま振り返ってそのような作品たちをみると、彼らの怒りと哀しみのまなざしにゆさぶられます。  ものがたりと、そのことばに刺激されて生まれたこれらの戯画から、なにかしらの小さな石を、胸に持ち帰っていただけたらと思います。    

溝上幾久子

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