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◎関連イベント visual thinking philosophy
開催日:7月7日(土)
時間:17時〜19時
参加費:1500円(ドリンク付き)
ファシリテーター:松下誠子、小林由加
前半 約1時間 visual thinking 対話型鑑賞
(ファシリテーター:松下誠子)
+
後半 約1時間 哲学対話
(ファシリテーター:小林由加)
【前半 visual thinking】
読んで字のごとく、visual から thinkingします。制作の背景や、タイトル、などの手がかりなく、見て感じたことを発言してゆきます。作家がこういった思いで作ったのではないかという推理を楽しむでもいいし、ぱっと思いついた言ったら笑われちゃうかも、みたいな突拍子もない発言でも、自由に意見し合います。
ファシリテーターをしていただく、アーティストの松下誠子さんは、独自で必要だと思ったことを実践しており、対話型鑑賞のファシリテーターの講座などを受けて学んだわけではありません。
松下さんが教室で実践しているときき、アーティストとしての能力以外に、他のアーティストの感性を開く言葉を持っている人だな、と思いお願いをしています。
【後半 哲学対話 】
哲学対話をする時の約束 として
・自分の言葉で話す(誰か有名な人の言葉をそのまま使わない)
・人の話を最後までしっかり聞く
・人の悪口を言ったり、攻撃したりしない(安全地帯、思いやり~ケア思考)
・話をする、しないは自由
・自分の考えが変わっていくことはOK
・結論を出すこと、相手を打ち負かすことではなく、問いを一緒に深めて気づきあうこと、問いの探究が目的
などがあります。
ファシリテーターの小林由加さんとは、坂田あづみ展での哲学対話の時に紹介していただきました。
授業でも取り入れている、という小林さんは流石というか、その場の空気作りが上手で、難しそうと思っている哲学対話を
こんなに楽しいものなんだ、と思わせてくれます。
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前半のvisual thinkingで例えば
◉手が縛られているように見えるので、不自由そうでちょっと怖い。
◉ふわふわのベットで寝ているように見えるので、大切にされていそう。
◉これは、その人の記憶を元に、作られた解剖図のような肖像画のようなもの。
※小方英理子展のvisual thinkingで出てきた感想など
↓
後半の哲学対話では
◉自由とは何か
◉土偶や玩具など、なぜ人は昔から人形を作るのか。
や、 なぜ”モノ”を愛でるのか。
◉記憶って?
みたいな感じで、発言からできてたキーワードや一体なぜそう思うのか、本当にそうなのか?具体的には??
そもそもそれは何??といった視点からその日に哲学対話するテーマを決め、掘り下げてゆきます。
作品にぎゅーーっと近寄り、そこから無数のハテナ?を見つけ、そしてそのハテナの本質に近づこうとするイメージです。
アートってよくわからない。
という人がいますが、わからないからいいんですよ。何がよくわからなかったのか。作家は何をしようとしていたのか。なぜそのことを
表現しようとしたのか。そして自分はどう思うのか。
そんな風によくわからないアートを楽しめる実践的な機会になりそうな予感がします。
アートの見方がよくわからない人から、
作家であれば作品を作る際にもテーマの掘り下げ方のヒントになるかと思います。
※画像は本展出品作ではなく、過去作品となります。
visual thinkingでは寺村サチコの作品がどう見えてくるのか。当日を楽しみにしていてください!
【前半 visual thinking】
「作品を通じてよく見て考え意味を生成する。物事を体系的に考えコミニュケーション能力、観察力、仮説設定推理力、複雑な問題に複数の解決方法を見出す力、相手を尊重して民主的になるなど。」
【後半 哲学対話 】
哲学対話とは「みんなで良く聴きあい、話し合いながら、一つの問いをゆっくり、じっくり考えること」。
大切なのにふだんはあまり考えないことを考え合うことで、新しい気づきに出会うことがある。哲学とは、知識ではなく、真理を求めてしつこく問い続ける態度や行為のこと。
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