Hasu no hana

Gallery Hasu no hanaでは2017年１０月14日（土）～２５日まで当ギャラリー２度目の個展となる

松下誠子展『Gun-zô』を開催いたします。

 

これまでに松下は様々な素材や手法を横断し、個の記憶や経験を逡巡する内界と外界を繋き、多様な読み取りが可能な作品を発表してきました。

 

特にパラフィン紙、パラフィン・ワックスの取り入れ方は印象的で、独自に捉えた時間や個と世界の狭間を生み出しています。パラフィンの半透明で薄い内部は人間の確かな存在や重さを持つ塊として、

また同時に存在の脆さが表現されています。

 

今年５月の個展『革命前夜』ではパラフィン・ワックスを用いた170ピースで一つの像を作り出しましたが、本展ではそれぞれ独立したをピースを複数で構成した群像とドローイングを合わせたインスタレーションを予定しています。

 

松下の作品は、言語フィルターを介さずに、直接的なわたしたちに訴えかけくるでしょう。

 

※画像は本展出品以外の作品も含まれております。