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Gallery Hasu no hanaでは、2017年11月25日~12月3日まで当ギャラリー
初めての紹介となる倉谷卓の展覧会『photographic Violence』を開催いたします。
日本写真芸術専門学校を卒業後、数々のコンペで受賞。
2011年塩竈フォトフェスティバル2011写真賞では大賞を受賞し、
その受賞作は2年後、写真集「カーテンを開けて」として、出版されています。
「カーテンを開けて」では、身体障害者であった父親の死をきっかけに、
父親の持ち物、共に暮らした家、母親や写真家自身の中に息づく父親の名残を写真
に収めることで、父親に抱いていた複雑な思いと対峙しながら、家族とは、また、
記憶、記録、写真とは何か?を静かに問いかけています。
近年では、他者が何らかの目的のために撮影した写真を複写したり、SNSなどを通
じ投稿(発表)された画像を扱うなどの手法で、作品を発表してきました。
デジカメ、携帯電話の普及により誰もが写真を手軽に撮影し、編集し、SNSなどで
発表することが可能となった今、写真を撮ることや、発表することの意味は、もはや
目を瞑ることはできないほどに変化しています。これらの文脈から、社会の中でどう
写真が扱われ、捉えられているか、写真家はどうリアクションすべきか。倉谷は
やはりここでも写真とは何かを、見る者に突きつけてきます。
本展では、SNSに投稿された写真と関わる中で顕在化される様々な「暴力」を
キーワードに制作した2つのシリーズの新作を発表いたします。
※下記画像は旧作を含んで紹介しています。
2017 / 11/25 - 12 / 3
倉谷卓展『photographic Violence』
会期:2017年11月25日(土)~11月3日(日)
時間:月・火・土・日 12:00~18:00
水・金 15:00〜22:00
木曜日休み
入場料:400円 高校生以下無料
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