おひねりプロジェクト報告 岩谷雪子展『カラスムギの憂鬱』
おひねりプロジェクトの報告です。 岩谷雪子展『カラスムギの憂鬱』 2014/5/3-21木曜定休日を除く会期17日間で おひねりいただいた総額は56,003円となりました。 14,280円をDM印刷費として、 5,804円を展示品運送費として、 16,000円を会場準備費として、 10,000円を作家交通費の一部として、 9,919円を広告宣伝費の一部に充てさせていただくことにいたしました。 今回は(も?)インスタレーションが中心で、さらに作家が 高知在住ということで展覧会を開催するにあたり、ギャラリー側として、 たとえ「東京で宿泊するあてがあるので大丈夫」と言われても 作家側の金銭的負担の大きさを考えると悶々とした気持ちが 拭えなかったのですが、展覧会運営費の多くをおひねりにより 捻出できたことは大きな成果だと思っております。 そして、展覧会は多くの方に見ていただきたいと思っておりますが、 ボランティアでやっているわけではないし、お金払ってでも見たい! と思っていただけるような覚悟で展覧会を企画しております。 岩谷さんのインスタレーションは、本当に細部の細部にも拘りを見せてくれたり、 圧巻するようなダイナミックな作品を見せてくれたり、鵜の木の地でこんなに クオリティーの高い展覧会をやっていいものか、、と思うほどに素晴らしかったのです。 その結果として現時点での歴代おひねりで最高額を獲得したというのは、 ”展覧会を開催すること”の意味や、アートとは、という事を今一度考え、 その可能性や手応えを感じました。 おひねりいただいた皆様ありがとうございました。