top of page
執筆者の写真Gallery_Hasunohana

おひねりプロジェクト報告 立原真理子展『とおくの庭』


おひねりプロジェクトの報告です。 立原真理子展『とおくの庭』 2014/4/5-23木曜定休日を除く会期17日間で おひねりいただいた総額は27,064円となりました。 12,100円をDM印刷費として、 3,464円を広告宣伝費の一部として、 4,000円を会場準備費の一部として、 7,500円を搬入搬出費、作家交通費に当てさせていただくことにいたしました。 今回もおひねりプロジェクトは参加型でした。 立原さんは、ご自身が作品でやっている同じ事を体験してもらいつつ、 「雪の庭」を皆で作っていくというものを提案してくれました。 この体験型では、言葉ではなかなか上手く伝わならない事など 同じ作業をやる事で、作品への理解が深まるきっかけになったり、 同時に展覧会を楽しむ1つになってくれたら、という思いがありました。 立原さんの網戸作品は、簡単にわかりやすくいうならば”刺繍”と表現 されるのですが、実際にはステッチなどは使ってはおりません。 網目に刺繍糸を”絡めて”いくことで面を作っていき、またその面が 裏表なくどちらからでも作品として鑑賞することができる という点で刺繍糸を使っていてるのです。 このことが言葉で説明するより、見ていただき、参加していくことで より納得できたのではないかな、と思うのですが、いかがだったでしょうか。 実際にはなかなか雪は積もらず、「雪の庭」は雪が降り始めのような 景色で会期を終了してしていましたが、完成することが 目的ではないので、これもまた1つ参加型の意味があったのではないかな、 と思っています。 また、針を通してみると、みなさんが楽しいと黙々と網目を埋めて 行く様子がなごやかでした。 中には「雪の庭」には参加せずに、展覧会への評価をしてくださる方も 沢山おりました。 おひねりいただいた皆様ありがとうございました。 立原真理子さんからのメッセージが届いておりますので、最後に 載せておきます。 --------------- 体験型のおひねりプロジェクト「雪の庭」に雪を積もらせてくださった皆様、 どうもありがとうございました。 (制作途中ではありますが)作品や素材に触っていただいたり 様々な人に同じように制作を体験していただくことで 私自身もいろいろ気がつき学ぶことがありました。 日頃は、一人でもくもくと制作しているので 皆さんと作品についてなどお話しながら手を動かすのも、とても楽しかったです。 ここからさらに、じわじわと雪を積もらせて、 「雪の庭」を描いていきます。 完成しましたら、またお知らせしますので とおく、雪の庭をお待ちいただけたらと思います。 また、おひねりしてくださった皆様、ご高覧くださった皆様 どうもありがとうございました。 皆様のお気持ちや感想などを励みに、これからも頑張ります。 立原真理子

Recent Posts
Archive
Search By Tags
bottom of page