おひねりプロジェクト報告【志村冬佳展】『Dolls』
おひねりプロジェクトの報告です。 志村冬佳展『Dolls』 2012/10/7-28 木曜定休日&休み除く 会期18日間でおひねりいただいた総額は 37,190円となりました。 12,280円をDM印刷費として、 7,473円を宣伝費の一部として、 17,437円を搬入搬出費、作家交通費の一部に当てさせていただく ことにいたしました。 おひねりいただいた皆様本当にありがとうございました。 今回感じたことをひとつ。 おひねりプロジェクトは会場の片隅でひっそりとおりねりを入れる 瓶をおき『展覧会がよかったら、そのお気持ちのおひねりをお願いします』 みたなことくらいしか書いていません。 近くには、おひねりプロジェクトの主旨、展覧会毎の報告をプリントアウト したものを置いています。 それに目を通す方より、通さない方の方が圧倒的に多いです。 それでもみんな『展示を見れてよかった』という気持ちを表してくれます。 今回、志村さんの職業柄学生も多くいらっしゃまいしたが、その方達も 自発的におひねりをしていた方が多かったのです。 それは私にとって驚きでした。 でももしかしたら美術館以外の場所での展覧会というものに、 何の先入観もない彼らの判断 (作家を応援したいから、作品から何かを感じることが出来たから) はある意味、率直で自然なのかもしれない、と。 そうしたら、なんだかおひねりプロジェクトは実に、 健全な形で展覧会を開催できているのではないか、と思うのでもありました。