果実 / manami hayasaki
manami hayasaki
「果実」
2013
紙
72.0(cm)×84.0(cm)
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作家からのコメント
果実、Seed 両作品は、17世紀に書かれた植物解剖学の本を知り制作している。人類は見えないもの を見ようと試みてきた。「小さすぎて見えないもの」と「大きすぎて見えないもの」であ る。電子顕微鏡や顕微鏡写真のない時代にレンズを通して見たものをスケッチしたこの本 はとても緻密で美しいものだった。確かな観察力で描かれているものの、写真にはない人 間のイマジネーションがそこに現れていると感じた。そのスケッチはとても正確であると も言えるしそうも言えない。ただ言えるのはイマジネーションは科学の一歩先をいつも リードして歩いているということだ。スケッチをさらに拡大し、ミクロを描こうと目を凝 らすとマクロに近づく様な気もする。 このシリーズは2019年に再度制作し、実験的インスタレーションを行なっている。
アクリルフレーム
manami hayasakiの切り絵の作品はすべてアクリルフレームは
価格に含まれており、セットした状態でのお渡しとなります。
画像2枚目
インスタレーションとしての参考作品画像となります。
¥300,000価格